ストックホルムを3日間楽しんだ後は、スウェーデンの西にあるヨーテボリに移動しました。ヨーテボリはデンマークに近く海に面した地域です。
Dark TranquillityやIn Flames、At the Gatesといたスウェーデンを代表するメロディックデスメタルバンドはヨーテボリ出身です。
AmarantheやDragonland(そもそもドラゴンランドのギタリストはアマランスにも在籍)、HammerFall、Lost Horizon、Dream Evil等もヨーテボリで生まれたバンドです。
ヨーテボリはスウェーデン人の大学の友達(メタラー)が案内してくれました。
・フィッシュマーケット「Restaurang Gabriel」でランチ、ミートボール・セムラを堪能
・ヨーテボリ博物館・野生動物公園へ
・フィンランドのフォーク/ブラックメタルバンド「Finntroll」のライブへ
ストックホルムからヨーテボリへの行き方
ストックホルムからヨーテボリまでは480km程離れています。大まかに東京から京都ぐらいの距離ですね。
ストックホルム観光の様子はこちらで紹介しています。↓
鉄道の特急に乗って3時間ちょっとでストックホルムからヨーテボリに付きます。バスだと6時間ぐらいかかるみたいです。
今回は日本(ネット)で予め鉄道のチケットを予約しておきました。現地ではストックホルム中央駅からチケットを発行するだけで大丈夫でした。
鉄道の機械トラブルで途中に1時間ぐらい止まってしまいました。鉄道のアナウンスはスウェーデン語のみだったので最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、隣にいたおじいさんが英語で説明してくれました。臨時の別の列車に乗り換えてヨーテボリに向かいました。移動中は雪が降っていて北欧らしい景色でした。
列車の中でヴァン・ヘイレンモデルのギターを使ってギターを練習している人がいたので話しかけてみたら、日本に来日したこともある某ギタリストでした。
ヨーテボリに到着・ホテルへ
午後3時頃にヨーテボリ中央駅に到着しました。
中央駅から徒歩15分ぐらいの所にあるホテルを予約していました。北欧らしい建物がずらりと並んでいます。
こちらが今回泊まったホテルの部屋からの眺めです。
ヨーテボリのメタルバーへ
夜にホテルで友達と集合し、ヨーテボリの街中へ出かけました。晩御飯はメタルバーで食べました。
「Rockbaren」へ
最初にやってきたのは「Rockbaren」というお店です。
店内にはロブ・ハルフォードやオジー・オズボーン等の写真が飾ってあります。
オジーの写真を見ながら晩御飯を食べます。
ハンバーガーもフライドポテトも大きかったです。ストックホルムで食べたイングヴェイ・マルムスティーンバーガーとは違い美味しかったです。
In Flamesメンバーが経営している「2112」へ
最初にスウェーデンのメタルバンド「In Flames」のメンバーが経営しているバー「2112」に向かいました。
残念ながら満席で中に入ることができませんでした。
「2112」という店名はプログレバンドの「RUSH」のアルバム名から付けたみたいです。スウェーデンの友達の家にいったらレコードが置いてありました。
ARCH ENEMYのアルバムでマイケル・アモットがRUSHを意識して作ったインスト曲がありましたね。
In Flamesのヨーテボリでのライブはこちらで楽しむことができます。↓
フィッシュマーケット「Restaurang Gabriel」でランチ
2日目は友達の授業が終わるまで一人で行動です。
ホテルのスタッフさんに「フィッシュマーケットの中にあるレストランがおすすめ」と聞いたので、フィッシュマーケットに向かいました。フィッシュマーケットに近づいてきました。
犬と人々の銅像がありました。渋谷のように待ち合わせに使うには良さそうな場所です。
フィッシュマーケットの「Feskekörka」に到着しました。
店内はそれ程広くはありませんが、一般の人が利用する魚市場になっています。
一番奥の2階にレストランがあります。ランチのセットとコーラを注文しました。
オリーブオイルとレモンで味付けします。フォークのみで骨を取るのに苦戦しましたが、味は美味しかったです。
スウェーデンでは伝統のあるライ麦パンが付いてきました。
ランチセットとコーラを頼んで日本円で5,500円ぐらいでした。スウェーデンの外食はどこも値段が高かったですね。
スウェーデン旅行の予算は多めに考えておきましょう。スウェーデンでの外食はどれも贅沢品のような感覚になります。
ヨーテボリ博物館(Gothenburg City Museum)へ
フィッシュマーケット「Feskekörka」から10分ちょっと北に歩くとヨーテボリ博物館(Gothenburg City Museum)がありました。
西スウェーデンの歴史やヴァイキング時代から現在までの現在までのヨーテボリの歴史を学ぶことができます。
入場料は60 SEK(日本円で660円ぐらい)でした。最新の料金はHPからご確認ください。
館内は非常に見応えがあります。私は特にヴァイキング時代の展示物に惹かれました。
北欧ではヴァイキングメタルバンドが多いですが、こういった展示物がスウェーデンにはたくさんあってヴァイキングメタルが流行るのも頷けますね。
Trädgår’nというライブハウスでFinntrollのライブ
夜は友達とFinntrollのライブに行きました。場所は「Trädgår’n」という会場です。
会場付近にはスウェーデンのロックバンド「Takida」のポスターがありました。漫画「銀牙 -流れ星 銀-」の「竹田」という名前からバンドネームを付けたようですが、発音を間違えて「Takida」になったそうです。
近所の公園でメイデンのエディを発見。
Finntrollはフィンランドのフォーク/ブラックメタルバンドです。フィンランドのバンドですがスウェーデン語の歌詞なのでスウェーデンの方が盛り上がると友達は言っていました。
フィントロールの前座だったバトル・ビーストも好きなので見たかったのですが、友達が開始時間を間違えて見れず…
フィントロールはブラックメタルですけどフォーク要素があるので観客は踊っています。
フィントロールはなかなか来日する機会がないですし、北欧でのフォーク/ブラックメタルを堪能する事ができました。
ストックホルムでのメタル旅についてはこちらで書いています。↓
野生動物公園(The Children’s Zoo)へ
3日目の最終日は朝から野生動物公園(The Children’s Zoo)に向かいました。
ヘラジカや馬、羊、ペンギン等がいます。
ヨーテボリの後にフィンランドに行き、フィンランドではヘラジカを食べました。
敷地内には自然博物館やヨーテボリ植物園等があってとても広いです。自転車があると便利ですね。
現地の友達は「ブラックメタルのMV撮影に使われそうな森」と言っていました。
スウェーデン料理(ミートボール・セムラ)
スウェーデン最終日は、ヨーテボリ中央駅の近くでスウェーデン式のミートボールを食べました。
白いのはマッシュポテトで、赤いのはリンゴンベリージャムです。
最初はミートボールに甘いジャムを付けて食べるのに違和感があったのですが、慣れると病みつきになりますね。
↓こちらはスウェーデンの伝統的お菓子「セムラ」です。
見た目はかなり甘そうに見えますが、ほど良い甘さでコーヒーと合いました。
ヨーテボリの街並み
ヨーテボリは海に面していて、貿易の拠点として栄えたそうです。
ヨーテボリ中央駅から西に15分程歩くと海が見えてきます。
「Maritiman」という水上海洋博物館がありました。この日は休館で中には入れませんでした。
ヨーテボリでは日本語もよく見かけます。「カワイイショップ」というお店を発見しました。
「カワイイショップ」ではトトロのぬいぐるみ等が売っていました。
ヨーテボリにはたくさん寿司屋さんがありました。「京都寿司バー」を発見。
ヨーテボリ中央駅付近には、レストラン・カフェ・アパレルショップ・雑貨屋・レコード屋等いろんなお店がたくさんあります。ショッピングも楽しみたいならヨーテボリはオススメです。
スウェーデン ヨーテボリ(イェーテボリ)観光のまとめ
ヨーテボリ中央駅付近に観光スポットが集中しているので、ヨーテボリ中央駅付近だけでも3日間を楽しむことができました。
街にはトラム(路面電車)が走っていて、近場への移動は便利です。
西スウェーデンの歴史を感じる事ができる街並みで、散歩をしているだけでも楽しいです。
スウェーデンでコンセントを使うには変換プラグが必要です。BとCタイプの物が必要ですが、Cタイプをメインで使うことが多いです。
旅行の際はBとCの変換プラグを持っていきましょう。電圧にも注意して使用しましょう。
観光の本にはヨーテボリについて詳しく書かれている本が無いので、Google Map等で事前に行きたいところをチェックしておくといいですね。