今回はザック・ワイルドの使用機材を紹介します。
ザック・ワイルドはオジー・オズボーンと自身のバンドBlack Label Societyで活躍しているギタリストです。
ピッキングハーモニクスやワウを多用した強烈なトーンが特徴ですね。 そしてコーラスを常にかけっぱなしにして他のギタリストとは違ったサウンドを奏でています。
そしてこのガニ股スタイルのギターの構えが印象的ですね。
BIG OZZY THANKS To The SACRAMENTO,CA CHAPTER for Making it an OZZTASTICALLY CRUSHING EVENING O’ DOOM & TAP DANCERY!!!tBLSt @OzzyOsbourne pic.twitter.com/odlcyiQEXu
— Zakk Wylde (@ZakkWyldeBLS) October 23, 2017
私がザック・ワイルドの機材ツアーに参加した時の事も踏まえてお話しします。
・ザック・ワイルド使用機材一覧
・ザック・ワイルドの音作りについて
機材ツアーに参加時に見た機材
2017年にザック・ワイルドの機材ツアーに参加できる機会がありました。
その時の様子を紹介します。
機材 ツアー 前のサイン会でザック本人からサインをゲットしました。
ライブ開始直前でエフェクターボードの上にはビニールが被さっていました。 ↓見にくいですが右のエフェクターから紹介します。(接続順に)
右:JIM DUNLOP ZW45(ワウペダル)、中央:JIM DUNLOP JH-4S(ロトバイブ)、左:MXR ZW90 Wylde Phase(フェイザー)
こちらもビニールで見えにくくてすみません。 ↓MXR ZW90 Wylde Phase(フェイザー)の続きから左側を紹介します。
中央:MXR M-169 carbon copy(アナログディレイ)、左上:MXR M68 Uni-Vibe(ユニヴァイブ)、左下:MXR ZW44 Berzerker Overdrive(オーバードライブ)
写真は無いですが、マーシャルアンプの上にMXR ZW38(コーラス)が置いてあり、2台のJCM800(マーシャルアンプ)にステレオ接続されました。
ステージ脇にはザック・ワイルド自身のブランド「ワイルド・オーディオ」のギターが並んでいました。
※↑一部ヌーノ・ベッテンコートのギターも混じっています。 ↓フロイドローズ搭載のVタイプのワイルド・オーディオギターです。
ザック・ワイルド使用機材一覧
ザック・ワイルドが今まで使用していた機材を紹介します。
動画
ザック・ワイルド本人が使用機材について解説しています。 ↓こちらはBLSでのライブ時の機材です。
↓こちらはWylde Audioのギターを使い始めた時の機材です。
後ろにイングヴェイのアンプが映っているのでGeneration Axeのツアー時の機材ですね。
会話は英語なので使用機材をまとめてみました。
アンプ&キャビネット
・マーシャル JCM800
・マーシャル JCM800ZW ザック・ワイルドモデルのアンプです。
・マーシャル 4×12 キャビネット
・Electro-Voice EVM12L Black Label ザック・ワイルドモデルのスピーカーです。
エフェクター
オジー・オズボーン初代ギタリストのランディ・ローズがMXRのエフェクターを多用していた影響か、ザック・ワイルドもMXRのエフェクターを多用しています。
オーバードライブ
・Boss SD-1 Super OverDrive
・MXR ZW44 Berzerker Overdrive
ザック・ワイルドシグネチャー「MXR ZW44」が発売されるまでは、BOSSのSD-1を使用していましたね。 JCM800のアンプはそれ程歪まないので、このオーバードライブの歪みが肝ですね。
コーラス
・BOSS CH-1 Super Chorus・BOSS Chorus Ensemble CE-5
・MXR M134 Stereo Chorus ・MXR ZW38 Black Label Chorus
クリーン時にコーラスをかけるギタリストはたくさんいますが、ザック・ワイルド歪みの時も常にコーラスをかけっぱなしなのが特徴的です。
ザック・ワイルドシグネチャー「MXR ZW38 Black Label Chorus」が発売されるまでは「BOSS CH-1」をよく使っていましたね。
「BOSS CE-5」と「MXR M134 Stereo Chorus」はたまーに使っているのを見ます。 ザックの「MXR M134 Stereo Chorus」は現行品ですが、こちらはランディ・ローズも愛用していました。BLSのライブで使っていたのを見た事があります。
フェイザー
・MXR EVH Phase 90 Pedal ヴァン・ヘイレンのフランケン模様がカッコイイですね。
・MXR ZW90 Wylde Phase Pedal
フランジャー
・MXR EVH-117 Eddie Van Halen Flanger フェイザーと同じくヴァン・ヘイレンのシグネチャーです。
ワウペダル
・JIM DUNLOP ZW45 ザック・ワイルドのシグネチャーワウです。 ザック・ワイルドサウンドはワウ無しでは語れないですね。このワウはザックのように強烈です。
その他
・JIM DUNLOP JH-4S ・MXR M68 Uni-Vibe ジミヘンサウンドを出すエフェクターとして知られていますね。
・Dunlop DC Brick(パワーサプライ)旧タイプのパワーサプライです。
ギター
・Gibson Zakk Wylde Les Paul Bullseye ザックと言えばこのブルズアイ模様のレスポールですね。
そしてギターのピックアップはEMGです。 ザックのギターのほとんどに、フロントがEMG-85、リアにEMG-81のEMGが搭載されています。
・Dean Razorback Bullseye ザックの親友であるパンテラのダイムバッグ・ダレルから受け継いだDeanギターの 「Razorback」。「Razorback」をザックのブルズアイ模様にしたギターです。
・Wylde Audio各種 ワイルド・オーディオは、ザック自身のブランドです。
韓国製でしたが日本でも一時的に販売していましたね。
音作り
オジー・オズボーンに加入した頃のザックの主要なサウンドについてお話しします。
たまにしか使わない機材を除くとこのような接続方法で使用しています。
男らしく全部直列です。
上記に記載した機材をこの繋ぎ方で使うとザックトーンに近づくと思います。
ザック・ワイルド使用機材まとめ
ザック・ワイルドの使用機材について参考になりましたでしょうか?
私は「No More Tears」のアルバムが出た頃のザックの強烈なサウンドに憧れます。
このライブDVDは2002年の時で、ザックが美少年から筋肉モリモリになっている時です。
ザックはピッキングも豪快ですね。
筋トレもしながらザックのトーンを目指してみてはいかがでしょうか?
クーポンやポイントでお得に買うにはサウンドハウス
新品から中古まで取り扱いをしているのは石橋楽器店
コメント