北欧料理と聞くとミートボールやサーモン料理、リンゴンベリーを使った料理等が連想されますよね。
実際に北欧に行った時はその様な料理を食べました。
今回はフィンランド式のサーモンスープの作り方を紹介します。フィンランド人の友達に教わり料理してみました。
日本でも手に入る食材で作ってみたので参考になれば幸いです。
・サーモンスープの作り方
フィンランド語でサーモンスープは「ロヒケイット」と言います。
こちらはフィンランドのヘルシンキ空港で食べたサーモンスープです。↓
黒いパンとマーガリンが付いてきました。濃厚なシチューを少しサラサラにしたようなスープで非常に美味しかったです。器を置くプレートも北欧デザインですね。
サーモンスープの味は美味しいですが値段は2,600円ぐらいして物価は高いです…
↓こちらはヘルシンキ駅付近にある「カウッパトリ(Market Square)」です。
冬でお店は出ていませんでしたが、暖かい季節は露店が立ち並び、マーケット広場になります。この広場でもサーモンスープを食べることができます。
この時は2月で海も凍っていて船が氷を割りながら進みます。
サーモンのほとんどはノルウウェーからの輸入のようです。
サーモンスープで使われるトラウトサーモンはニジマスの一種で、生食用として養殖された魚です。
フィンランド・サーモンスープのレシピ
まずは材料を準備しましょう。日本でも入手できる材料で作ってみました。
フィンランド・サーモンスープのレシピ(2人分)
・トラウトサーモン:200gぐらい、生食用が適しています
・ジャガイモ:中サイズ4~6個
・玉ねぎ:中1個
・ローリエ:1枚
・水:600ml
・生クリーム:100ml
・オールスパイスパウダー:2回振りかけ
・ブイヨン:小さじ1杯
・ディル(できれば生の):1本
サーモンスープの作り方
それではサーモンスープを作ります。
※パーティーで料理した時の写真なので、写真の分量は多めになっています。説明は2人分でしています。
①鍋に水を入れ、お湯を沸かします。
②鍋に入れる具材を準備します。
ジャガイモの皮をむき、6等分ぐらいにカットします。ニンジンも一緒に入れる方もいます。ニンジンを入れる際は2人分で1本用意します。
家系ラーメンに入れる玉ねぎのように1cm角ぐらいにカットします。
ローリエを準備します。ローリエはゲッケイジュの葉を乾燥させた香辛料です。2人分の場合は1枚使用します。
③鍋にジャガイモ、玉ねぎ、ローリエを入れます。(好みでカットしたニンジン)
④オールスパイスを2回振りかけ、8分程煮ます。
⑤ブイヨンを小さじ1杯入れ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮込みます。※写真は2人分ではないので多く入れています。
ブイヨンはコンソメのような出し汁の事です。こちらのフィッシュブイヨンがオススメです。↓
煮込んでいる間にサーモンを準備します。1口サイズにカットします。
ジャガイモが柔らかくなりました。
⑥鍋にサーモン・生クリームを入れます。
ヘルシンキ空港で食べたサーモンスープはとっても濃厚でした。生クリームとバターを入れる方もいるようです。
スープができました。
⑦スープを器に入れ、ディルを千切って振りかけます。
↓こちらが生のディルです。
生のディルが手に入らない場合は乾燥したディルを代わりにしてみましょう。
⑧フィンランド式サーモンスープの完成です!
北欧気分でマリメッコの器にサーモンスープを入れてみました。
フィンランド・サーモンスープの作り方まとめ
フィンランドのサーモンスープを食べてみたくなったでしょうか?フィンランドに旅行された際はぜひ本場の味を味わってみてください。
サーモンスープの作り方は比較的簡単なのでぜひ家でもチャレンジしてみましょう。ライ麦パンと一緒に食べると北欧度がアップしますね。
↓こちらの本は日本で買える食材で北欧料理の方法を紹介しているので役立ちます。